しつもんとこたえ
Q1: 消防車(しょうぼうしゃ)は 何台(なんだい)くらいありますか?
A1: それぞれの 市(し)の 消防車(しょうぼうしゃ)の 台数(だいすう)は 次(つぎ)のとおりです。
鴻巣市(こうのすし):ポンプ 車(しゃ)5 台(だい)・ 救急車(きゅうきゅうしゃ)5 台(だい)・ 救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)・はしご 車(しゃ)・ 災害対応(さいがいたいおう) 多目的車(たもくてきしゃ)・ 指揮車(しきしゃ)
桶川市(おけがわし):ポンプ 車(しゃ)3 台(だい)・ 救急車(きゅうきゅうしゃ)3 台(だい)・ 救助(きゅうじょ) 工作車(こうさくしゃ)・ 資機材搬送車(しきざいはんそうしゃ)
北本市(きたもとし):ポンプ 車(しゃ)・ 化学車(かがくしゃ)・ 救急車(きゅうきゅうしゃ)2 台(だい)・ 救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)・はしご 車(しゃ)・ 災害対応多目的車(さいがいたいおうたもくてきしゃ)・ 指揮車(しきしゃ)
Q2: 火災(かさい)や 救急(きゅうきゅう)の 出動(しゅつどう)は1 日(にち)どのくらいありますか?
A2: 令和(れいわ)4 年中(ねんちゅう)のデータでは、 火事(かじ)は、 約(やく)5 日(にち)に1 件(けん)くらいの 割合(わりあい)で 出動(しゅつどう)し、 救急(きゅうきゅう)は、1 日(にち)に 約(やく)38 件(けん) 出動(しゅつどう)しています。( 令和(れいわ)4 年中(ねんちゅう))
Q3: 火事(かじ)の 多(おお)い 季節(きせつ)はありますか?
A3: 特別(とくべつ) 多(おお)い 季節(きせつ)はありません。 夏(なつ)でも 冬(ふゆ)でも 火事(かじ)は 起(お)こります。
Q4: 一回(いっかい)の 火事(かじ)で 水(みず)をどのくらいつかいますか?
A4: 火事(かじ)の 大(おお)きさによって 水(みず)を 使(つか)う 量(りょう)も 大(おお)きく 異(こと)なります。 全然(ぜんぜん) 水(みず)を 使(つか)わない 火事(かじ)もあります。
Q5: 火事(かじ)の 原因(げんいん)はどんなものが 多(おお)いですか?
A5: 県央管内(けんおうかんない)の 火事(かじ)の 原因(げんいん)は、
1位・たばこ
1位・ 放火(ほうか)( 放火(ほうか) 疑(うたが)いを 含(ふく)む)
3位・たき 火(び)
となっています。( 令和(れいわ)4 年中(ねんちゅう))
Q6: 1 台(だい)の 消防車(しょうぼうしゃ)に 何人(なんにん) 乗(の)れますか?
A6: それぞれの 消防車(しょうぼうしゃ)の 定員(ていいん)は、 救急車(きゅうきゅうしゃ)は8 人(にん)、 指揮車(しきしゃ)は6 人(にん)、ポンプ 車(しゃ)は6 人(にん)、 救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)は6 人(にん)、はしご 車(しゃ)は6 人(にん)、 災害対応多目的車(さいがいたいおうたもくてきしゃ)は3 人(にん)ですが、 火事(かじ)の 現場(げんば)には4 人(にん)から5 人(にん)で 出動(しゅつどう)します。
Q7: 救急車(きゅうきゅうしゃ)は 何分(なんぷん)で 現場(げんば)にいけますか?
A7: 出動(しゅつどう)から 災害現場(さいがいげんば)に 到着(とうちゃく)するまでの 平均時間(へいきんじかん)は 約(やく)8.8 分(ぶん)です。( 令和(れいわ)4 年中(ねんちゅう))
Q8: 家(いえ)が 火事(かじ)になったら 何台(なんだい)の 消防車(しょうぼうしゃ)が 出動(しゅつどう)し、 何人(なんにん)くらいでいきますか?
A8: 消防車(しょうぼうしゃ)9 台(だい)で 出動(しゅつどう)し、 約(やく)25 人(にん)で 出動(しゅつどう)します。
Q9: 消防署(しょうぼうしょ)はいくつありますか?
A9: 当消防本部(とうしょうぼうほんぶ)では、 鴻巣市(こうのすし)に5つ、 桶川市(おけがわし)に2つ、 北本市(きたもとし)には2つの 消防署(しょうぼうしょ)があります。
Q10: 消防署(しょうぼうしょ)では 何人(なんにん)で 働(はたら)いていますか?
A10: 鴻巣消防署(こうのすしょうぼうしょ)では、16~18 人(にん)が 働(はたら)いています。
桶川消防署(おけがわしょうぼうしょ)では、13~15 人(にん)が 働(はたら)いています。
北本消防署(きたもとしょうぼうしょ)では、13~15 人(にん)が 働(はたら)いています。
Q11: 消防署(しょうぼうしょ)の 仕事(しごと)は、 何時(なんじ)から 何時(なんじ)までですか?
A11: 消防車(しょうぼうしゃ)で 出動(しゅつどう)する 人(ひと)は、 朝(あさ)8 時(じ)30 分(ふん)から 翌朝(よくあさ)の8 時(じ)35 分(ふん)までです。 事務(じむ)を 担当(たんとう)する 人(ひと)は、 朝(あさ)8 時(じ)30 分(ふん)から 夕方(ゆうがた)5 時(じ)15 分(ふん)までです。
Q12: 消防署(しょうぼうしょ)には、どんな 部屋(へや)がありますか?
A12: 事務(じむ)をする 部屋(へや)、 着替(きが)えをする 部屋(へや)、 仮眠(かみん)をとる 部屋(へや)、ごはんを 食(た)べる 部屋(へや)、 話(はな)し 合(あ)いをする 部屋(へや)などがあります。
Q13: 火事(かじ)のとき、 水(みず)はなくならないのですか?
A13: 消防車(しょうぼうしゃ)の 水(みず)がなくなる 前(まえ)に 他(た)の 消防車(しょうぼうしゃ)がマンホール 下(した)にある 消火栓(しょうかせん)や 防火水槽(ぼうかすいそう)から 水(みず)を 吸(す)い 上(あ)げて 水(みず)を 送(おく)るのでなくならないです。 消火栓(しょうかせん)は、みなさんの 家(いえ)の 水道水(すいどうすい)と 同(おな)じですので、 水道(すいどう)の 水(みず)がなくならない 限(かぎ)り、 水(みず)を 出(だ)すことができます。 防火水槽(ぼうかすいそう)はあらかじめ 溜(た)めたものを 使(つか)います。 小中学校(しょうちゅうがっこう)のプールの 水(みず)や 川(かわ)の 水(みず)を 吸(す)い 上(あ)げて 放水(ほうすい)することもあります。
Q14: 消防車(しょうぼうしゃ)や 救急車(きゅうきゅうしゃ)は、なんで 現場(げんば)がすぐにわかるのですか?
A14: 119 番通報(ばんつうほう)で 指令室(しれいしつ)につながり、 住所(じゅうしょ)や 近(ちか)くの 目印(めじるし)となる 建物(たてもの)などを 聞(き)いて 機械(きかい)に 入力(にゅうりょく)すると 現場(げんば)がわかるようになっています。
Q15: 火事(かじ)の 時(とき)に 着(き)る 服(ふく)は、 燃(も)えることはないのですか?
A15: 燃(も)えますが、 燃(も)えにくい 素材(そざい)を 使(つか)っています。
Q16: はしご 車(しゃ)は 何(なん)メートル 伸(の)びますか?
A16: 当消防本部(とうしょうぼうほんぶ)が 管轄(かんかつ)している 地域(ちいき)( 鴻巣市(こうのすし)、 桶川市(おけがわし)、 北本市(きたもとし))では、 鴻巣市(こうのすし)と 北本市(きたもとし)にはしご 車(しゃ)があります。 鴻巣市(こうのすし)のはしご 車(しゃ)は20 m(メートル) 伸(の)び、およそ5~6 階(かい)まで 届(とど)きます。 北本市(きたもとし)のはしご 車(しゃ)は30 m(メートル) 伸(の)び、およそ9~10 階(かい)まで 届(とど)きます。
Q17: 火(ひ)を 消(け)すホースの 長(なが)さは 一本(いっぽん) 何(なん)メートルですか?
A17: ホースの 長(なが)さは 一本(いっぽん)20 m(メートル)です。
Q18: 火事(かじ)の 時(とき)に 着(き)る 服(ふく)に 着替(きが)える 時間(じかん)はどのくらいですか?
A18: 約(やく)40 秒(びょう)で 着替(きが)えます。
Q19: 火事(かじ)や 救急(きゅうきゅう)のないときは 何(なに)をしているのですか?
A19: いつでも 出動(しゅつどう)できるように、 機械(きかい) 器具(きぐ)の 点検(てんけん)や 人(ひと)を 助(たす)ける 訓練(くんれん)をしたり、 消火栓(しょうかせん)などの 点検(てんけん)をしています。また、 会社(かいしゃ)や 工場(こうじょう)などをまわり、いざというときに 備(そな)えています。
Q20: 消防署(しょうぼうしょ)では、どんな 訓練(くんれん)をしていますか?
A20: 火事(かじ)を 消(け)すための 消火訓練(しょうかくんれん)、 人(ひと)を 助(たす)けるための 救助訓練(きゅうじょくんれん)、けがや 病気(びょうき)の 人(ひと)を 助(たす)ける 救急訓練(きゅうきゅうくんれん)をしています。
Q21: 消防車(しょうぼうしゃ)はなぜ 赤(あか)いのですか?
A21: 昭和(しょうわ)26 年(ねん)に 制定(せいてい)された 運輸省令(うんゆしょうれい)「 道路運送車両(どうろうんそうしゃりょう)の 保安基準(ほあんきじゅん)」の 細目(さいもく)を 定(さだ)められているからです。これによると、「 緊急自動車(きんきゅうどうしゃ)の 車体(しゃたい)の 塗装(とそう)は、 消防自動車(しょうぼうじどうしゃ)にあっては 朱色(しゅいろ)とし、その 他(た)の 緊急自動車(きんきゅうじどうしゃ)にあっては 白色(しろいろ)とする」となっています。また、 外国(がいこく)から 輸入(ゆにゅう)した 消防自動車(しょうぼうじどうしゃ)が 赤(あか)かったというのが 一般的(いっぱんてき)ですが、「 赤(あか)」は、 注意(ちゅうい)を 引(ひ)きやすく 炎(ほのお)の 色(いろ)を 連想(れんそう)させ、 警戒心(けいかいしん)を 起(お)こさせることも 理由(りゆう)のようです。
Q22: 世界(せかい)でもっとも 古(ふる)い 消防隊(しょうぼうたい)は?
A22: ローマ 帝国(ていこく) 初代皇帝(しょだいこうてい)シーザーの 養子(ようし)であるアウグストゥスが、 紀元前(きげんぜん)17 年(ねん)に 結成(けっせい)した 消防隊(しょうぼうたい)です。(2000 年(ねん)も 前(まえ)に 消防隊(しょうぼうたい)はあったのですね)
当時(とうじ)の 消防隊(しょうぼうたい)は、7 隊(たい)からなり1 隊(たい)500 人(にん)で 構成(こうせい)されていました。
各隊(かくたい)の 指揮(しき)は 護民官(ごみんかん)という 役人(やくにん)が 行(おこな)い、 総指揮(そうしき)は、 執政官(しっせいかん)( 今(いま)でいう 総理大臣(そうりだいじん)でしょうか)に 次(つ)ぐ 権限(けんげん)を 持(も)つ 消防総隊長(しょうぼうそうたいちょう)が 執(と)っていました。また、 消火(しょうか)にはバケツ・はしご・ 牛(うし)の 腸(ちょう)から 作(つく)ったホース、 水瓶(すいびょう)、 斧(おの)、ハンマー、のこぎり 等(とう)の 他(ほか)に、 高(たか)いところから 飛(と)び 降(お)りてしまう 人(ひと)の 為(ため)の 大(おお)きな 枕(まくら)や 水(みず)をくみ 上(あ)げる 為(ため)のサイフォン 等(など)も 使(つか)っていたようです。
Q23: どうして 消防(しょうぼう)の 電話番号(でんわばんごう)は、119なの?
A23: 昔(むかし)は、「112」だったんです。
電話(でんわ)が 日本(にほん)に 輸入(ゆにゅう)された 当時(とうじ)( 明治(めいじ)10 年(ねん)が 最初(さいしょ)、ちなみに 電話(でんわ)が 発明(はつめい)されたのは、 明治(めいじ)9 年(ねん)です)は、「 交換手(こうかんしゅ)」と 呼(よ)ばれる 人(ひと)が 呼(よ)び 出(だ)しを 受(う)けて1 回(かい)ごとに 手(て)で 繋(つな)いでいました。
しかし、 火事(かじ)などの 緊急時(きんきゅうじ)であっても 優先的(ゆうせんてき)に 繋(つな)いでいたわけではなかったので、あまり 役(やく)には 立(た)っていなかったようです。
関東大震災(かんとうだいしんさい)( 大正(たいしょう)14 年(ねん)9 月(がつ)1 日(にち))を 契機(けいき)に、 大正(たいしょう)15 年(ねん)から 電話(でんわ)の 自動化(じどうか)が 進(すす)められましたが、その 際(さい)に、ダイヤルを 回(まわ)す 時間(じかん)が 短(みじか)くてすむようにと「112」が 採用(さいよう)されました。
しかし、 間違(まちが)い 電話(でんわ)が 多(おお)かった 為(ため)、 昭和(しょうわ)2 年(ねん)から 使(つか)われていなかった 地域番号(ちいきばんごう)「9」を 使(つか)うことにしたので、 現在(げんざい)の「119」になったのです。
ちなみに、アメリカでは「911」、イギリスと 香港(ほんこん)が「999」、ドイツが「112」、フランスが「18」、デンマークとオーストラリアが「000」となっています。
Q24: 消防(しょうぼう)でよく 見(み)る 紋章(もんしょう)にはどんな 意味(いみ)があるの?
A24: 消防(しょうぼう)の 象徴(しょうちょう)として 消防吏員(しょうぼうりいん)の 制帽(せいぼう)の 徽章(きしょう)をはじめ、 階級章(かいきゅうしょう)やボタンの 中(なか)に 取(と)り 入(い)れられている 紋章(もんしょう)は、「 消防章(しょうぼうしょう)」というものです。
昭和(しょうわ)23 年(ねん)(1948 年(ねん))に 消防(しょうぼう)が 警察機構(けいさつきこう)から 分離(ぶんり)した 後(あと)も、しばらくは 従来(じゅうらい)の 服制(ふくせい)のままでいましたが、 昭和(しょうわ)25 年(ねん)(1950 年(ねん))に 国(くに)の「 消防吏員服制準則(しょうぼうりいんふくせいじゅんそく)」が 定(さだ)められ、 現在(げんざい)の 消防章(しょうぼうしょう)にいたっています。
「 消防章(しょうぼうしょう)」の 図案(ずあん)は 雪(ゆき)の 結晶(けっしょう)の 拡大図(かくだいず)を 基礎(きそ)としており、これに 日章(にっしょう)を 中心(ちゅうしん)に 水管(すいかん)、 管(かん)そう 及(およ)び 筒先(つつさき)から 放出(ほうしゅつ)する 水柱(みずばしら)を 配置(はいち)して 図案化(ずあんか)したものです。
雪(ゆき)の 結晶(けっしょう)は、 水(みず)、 団結(だんけつ) 及(およ)び 純潔(じゅんけつ)の 意味(いみ)。
水管(すいかん)、 管(かん)そう 及(およ)び 水柱(みずばしら)は、 消防(しょうぼう)の 究極(きゅうきょく)の 目的(もくてき)である 火災(かさい)にとどめを 刺(さ)す 武器(ぶき)であって、 消防(しょうぼう)の 任務(にんむ)を 完遂(かんすい)する 機械(きかい)と 水(みず)をあらわし、 水管部分(すいかんぶぶん)の5 等分(とうぶん)は、 制定(せいてい) 当時(とうじ)の 署(しょ)の 数(かず)を 表(あらわ)しています。 日章(にっしょう)は、 消防(しょうぼう)のあり 方(かた)をあらわす。
すなわち 日輪(にちりん)は 火(ひ)であるとともに 万物(ばんぶつ)を 保護(ほご)し、 育成(いくせい)する 太陽(たいよう)であるところから 消防(しょうぼう)もその 対象(たいしょう)は 火(ひ)であり、また 市民(しみん)の 太陽(たいよう)であることを 意味(いみ)します。
Q25: 消防(しょうぼう)にも“ 記念日(きねんび)”はあるの?
A25: あります。
消防(しょうぼう)に 関係(かんけい)する 記念日(きねんび)は 結構(けっこう)あるのですよ。あなたは、いくつ 位(くらい) 知(し)っていますか?
1 月(がつ)17 日(にち)「 防災(ぼうさい)とボランティアの 日(ひ)」
災害時(さいがいじ)における 救出(きゅうしゅつ)は、48 時間(じかん)が 勝負(しょうぶ)といわれています。 水(みず)・ガス・ 電気(でんき)というライフラインの 復旧(ふっきゅう)や 行政(ぎょうせい)の 体制(たいせい)が 整(ととの)うのにおおよそその 程度(ていど)が 必要(ひつよう)とされている 為(ため)です。その 為(ため)、 市民(しみん)による 各種(かくしゅ)ボランティア 活動(かつどう)や 自主的(じしゅてき)な 防災活動(ぼうさいかつどう)が 非常(ひじょう)に 大(おお)きな 役割(やくわり)を 果(は)たすことになります。
この 日(ひ)は、 災害(さいがい)に 対(たい)する 備(そな)えの 充実(じゅうじつ)・ 強化(きょうか)を 図(はか)ると 共(とも)に、 災害時(さいがいじ)のボランティア 活動(かつどう)・ 自主的(じしゅてき)な 防災活動(ぼうさいかつどう)についての 認識(にんしき)を 深(ふか)めることを 目的(もくてき)に、 平成(へいせい)7 年(ねん)1 月(がつ)17 日(にち)の 阪神(はんしん)・ 淡路大震災(あわじだいしんさい)を 契機(けいき)に 設(もう)けられました。
また、1 月(がつ)15 日(にち)から21 日(にち)は「 防災(ぼうさい)とボランティア 週間(しゅうかん)」とされました。
1 月(がつ)26 日(にち)「 文化財防火(ぶんかざいぼうか)デー」
この 時期(じき)は、 空気(くうき)が 乾燥(かんそう)している 為(ため)、 火事(かじ)が 起(お)きやすくなっています。 昭和(しょうわ)24 年(ねん)1 月(がつ)26 日(にち)に 奈良(なら)の 法隆寺金色堂(ほうりゅうじこんじきどう)が 焼失(しょうしつ)したことを 教訓(きょうくん)に 設(もう)けられました。
3 月(がつ)7 日(にち)「 消防記念日(しょうぼうきねんび)」
これは、 消防組織法(しょうぼうそしきほう)という 法律(ほうりつ)が 施行(しこう)された 日(ひ)で、 昭和(しょうわ)25 年(ねん)に 設(もう)けられました。「 消防組織法(しょうぼうそしきほう)」とは、「 消防(しょうぼう)」 自身(じしん)についての 役割(やくわり)や 組織(そしき)の 在(あ)り 方(かた)などが 決(き)められているものです。この 日(ひ)は、「 春(はる)の 全国火災予防運動(ぜんこくかさいよぼううんどう)」 最終日(さいしゅうび)でもあります。
6 月(がつ) 第(だい)2 週(しゅう)「 危険物安全週間(きけんぶつあんぜんしゅうかん)」
石油等(せきゆとう)の 危険物(きけんぶつ)は、 日常生活(にちじょうせいかつ)の 中(なか)にごく 当(あ)たり 前(まえ)に 存在(そんざい)しており、 便利(べんり)さや 豊(ゆた)かさに 貢献(こうけん)していますが、ひとたびその 取(と)り 扱(あつか)いを 誤(あやま)ると 非常(ひじょう)に 大(おお)きな 災害(さいがい)となってしまう 危険性(きけんせい)をはらんでいます。
昭和(しょうわ)39 年(ねん)7 月(がつ)14 日(か)の( 株(かぶ)) 宝組勝島倉庫爆発火災(たからぐみかつしまそうこばくはつかさい)による 大惨禍(だいさんか)を 教訓(きょうくん)に 設(もう)けられました。
9 月(がつ)1 日(にち):「 防災(ぼうさい)の 日(ひ)」
この 時期(じき)は、 台風(たいふう)による 被害(ひがい)が 多(おお)くなっています。 大正(たいしょう)12 年(ねん)に 関東大震災(かんとうだいしんさい)が 起(お)きており、 昭和(しょうわ)35 年(ねん)の 伊勢湾台風(いせわんたいふう)による 被害(ひがい)を 教訓(きょうくん)に 地震(じしん)や 台風(たいふう)・ 豪雨(ごうう) 等(とう)の 自然災害(しぜんさいがい)についての 認識(にんしき)を 深(ふか)める 為(ため)に 設(もう)けられました。
9 月(がつ)9 日(にち):「 救急(きゅうきゅう)の 日(ひ)」
国民(こくみん)の 皆(みな)さんに 救急医療(きゅうきゅういりょう)・ 業務(ぎょうむ)への 正(ただ)しい 理解(りかい)と 認識(にんしき)を 持(も)ってもらう 事(こと)と、 救急(きゅうきゅう)に 従事(じゅうじ)している 消防隊員等(しょうぼうたいいんとう)の 意識(いしき)の 高揚(こうよう)を 目的(もくてき)に 設(もう)けられました。
11 月(がつ)9 日(にち):「119 番(ばん)の 日(ひ)」
救急(きゅうきゅう)の 日(ひ)と 同様(どうよう)に 語呂(ごろ) 合(あ)わせから 生(う)まれた 記念(きねん) 日(び)です。 国民(こくみん)の 皆(みな)さんに「 消防(しょうぼう)」を 身近(みぢか)に 感(かん)じて 頂(いただ)くと 共(とも)に 業務(ぎょうむ)への 理解(りかい)を 深(ふか)めてもらい、 防火(ぼうか)・ 防災(ぼうさい)に 対(たい)する 意識(いしき)の 向上(こうじょう)を 目的(もくてき)に 設(もう)けられました。この 日(ひ)は、「 秋(あき)の 全国火災予防運動(ぜんこくかさいよぼううんどう)」 初日(しょにち)でもあります。
参考文献(さんこうぶんけん)
「 消防雑学辞典(しょうぼうざつがくじてん)」
東京消防庁指導(とうきょうしょうぼうちょうしどう) 広報部広報課(こうほうぶこうほうか) 編集(へんしゅう)
東京連合防火協会(とうきょうれんごうぼうかきょうかい) 発行(はっこう)
「 新消防雑学辞典(しんしょうぼうざつがくじてん)」 東京消防庁広報課(とうきょうしょうぼうちょうこうほうか) 監修(かんしゅう)
東京連合防火協会(とうきょうれんごうぼうかきょうかい) 編集(へんしゅう)・ 発行(はっこう)
「 消防(しょうぼう)なんでも119 話(わ)」 大阪市消防局(おおさかししょうぼうきょく) 企画(きかく)・ 監修(かんしゅう)
消防(しょうぼう)なんでも119 話(わ) 編集委員会(へんしゅういいんかい) 編集(へんしゅう)
大阪市消防振興協会(おおさかししょうぼうしんこうきょうかい) 発行(はっこう)
「 消防(しょうぼう)・ 防災(ぼうさい)ハンドブック」 消防防災制度研究会(しょうぼうぼうさいせいどけんきゅうかい) 編著(へんちょ)
東京法令出版株式会社(とうきょうほうれいしゅっぱんかぶしきがいしゃ) 発行(はっこう)